今年は“９割以上”が対面 で、多くの会社で入社式が開かれたようです。
私の会社も、昨年度の新人くんたちは、完全リモートでしたが、今年度の新入社員はソーシャルディスタンスをしっかりしてリアルな入社式をした後、コロナ対策をしながらの集合研修も開始したようです。
もちろんマスクは必須で、一人一人が透明の仕切り板に囲まれての研修です。
そんな中、IT企業のサイボウズという会社で、都内で開いた定時株主総会似て、社員から募集した取締役17人を選出し、その中に新卒１年目の社員も選ばれたとニュースがありました。
この会社は、いち早く副業を認めたり、会社に所属させながら起業もできるという制度を設けたり「働き方改革」を積極的に取り入れている起業ですが、社内公募で取締役を選ぶという極めて異例な試みをしています。「社員全員が取締役の役割を担う」という新たなガバナンス（企業統治）のあり方に挑戦しています。
この日の総会で取締役に就任したのは23歳から52歳まで、女性5人を含む17人で、本部長や部長クラスのほか、新卒1年目や米国人の社員も選ばれました。昨秋に社員約860人を対象に募集し、自薦で名のりをあげた社員を全員取締役の候補者にして、選考したそうです。
みんなが同じ新人集合研修を受けて、職場に配属されるという一般的なパターンが染み付いている企業は、そう簡単に真似はできないと思いますが、力のある本当に会社を良くしたいと思う人には年齢や社歴は関係なく、抜擢すべきだと思いますね。
その新卒1年目で取締役なった社員の一年後、成果を見てみたいですね。
