感染者の数が1000人を超える日々が普通になって、昨年4月の頃よりは状況は厳しいはずなのに、人間の慣れというのは怖いもので、危機感が薄れている感じです。
マスクこそしていますが、電車も普通に満員で、人の動きはそう簡単に止められない状況であります。
緊急事態宣言が発令されたこのタイミングで、今一度、自分自身の行動を見つめ直してみましょう。
さて、今日は話題は、干支のお話を少々。
今年の干支はご存知、二番目の丑(ウシ)。
干支が12であり、なぜネズミが一番目になったのかの話はご存知ですか?
ずる賢いネズミが、ゆっくりではあるがいち早く行動していたウシの背中に乗り、ゴール直前に飛び降りて1番手となり、続いてウシが2番手となったという話です。
そうなのです!
牛の歩みはのろい。だから、進みが遅いことを「牛歩」と呼び、ある筋では「牛歩戦術」と言いいます。
とは言え「牛も千里、馬も千里」のことわざの通り、早くても遅くても、また上手でも下手でも、行きつく結果は同じだから、あわてるなと言うのもあります。
やらないよりもやる方が良く、遅くとも最終的にはたどり着くわけだからと。そう、前を見て、遅くてもいいから進んでいくべきなんですよね。
また、「牛にひかれて善光寺参り」は、思いがけず他人の誘いや思いがけない偶然が、よい方面に導かれることのたとえ話もあります。
つまり、牛に関わるといいことがあるということなのでしょうか。
そして、牛と言えば、「牛耳を執る」、そう「牛耳る」。同盟の盟主となることを意味しますが、それが転じて主導権を握るという意味でつかわれることが多いとのこと。
同盟時に牛の耳を切り、その地を諸侯で飲むからだとか。
そうなのです!
うまく牛と絡み、導かれながら、最後は勝利者になるという話です。
コロナ禍の時代になり、他人との絡みが制限されていきます、もちろんWEBを通してはつながっているのですが、それだけではどうしても希薄になりがち。
そんな時、牛の力を借り、また導かれながら、新たな生活様式の中、充実した生活を進めていければよいですね。
ということで、今日の夕食は焼肉にでもしましょうか(笑)