今日はクリスマス。
今年は出来るだけ外に出掛けず、おうちクリスマスをする家庭が多いでしょうね。子供たちから「コロナでもサンタが来るのかな?」と聞かれているお父さん、お母さんも多い事でしょう。
さて、今日の話題は、火星もクリスマスを楽しいでいるというお話。
先日、欧州宇宙機関から、クリスマスを連想させる火星の景色が公開されていました。
↑↑↑
火星探査機「マーズ・エクスプレス」によって火星の南極域で撮影された画像です。
カプチーノの泡を思わせる明るい黄褐色の大地と、カカオパウダーのように暗い色合いの砂が広がる地域が入り組んだ景色。その様子は左を向いた「翼を広げた天使」と「ハートマーク」のようにも見え、クリスマスツリーの飾り付けに使われるオーナメントを思わせます。
天使の頭にあたる部分は直径およそ15kmのクレーターのようです。クレーターの底を取り囲む高さ約1kmの外輪山も「ちょっと想像力を働かせてみれば」天使の輪のように見えなくもありませんね。
どれも偶然の産物なのですが、クレーターから右側へと流れるように伸びていく暗い領域はたしかに翼を思わせる形をしていますし、その下に見えるハートマークも比較的バランスが取れた形をしています。
このタイミングで、ちょっと幸せな気分にしてくれる火星の景色。
宇宙って神秘的です。
先日も、世界で初めて小惑星内部の岩石の採取に成功したとみられる日本の探査機「はやぶさ2」のニュースが話題になっていましたね。岩石を格納したカプセルが、日本時間の2020年12月6日午前2時28分すぎ、地球に帰還しました。はたしてカプセルの中に、生命の起源に迫るヒントは含まれているのか。本当に夢が広がりますね。