今日の話題は、未来をどう予測するかという話。
オーストリアの経営学者の
「ピーター・ドラッカー」ってご存知ですか
投資や経済のことが好きな方なら当然ご存知で、
一度は耳にされたことがあると思います。
最近では、岩崎夏海さんの小説、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」が有名ですね。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/11/28
- メディア: 文庫
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経済学者でありながら、未来学者と呼ばれる人で、
未来予測が世界一当たる人物とも評され、
彼は、予知能力者だとよく言われていました。
それぐらい未来予測が当たるのです。
そんな彼の話。
「未来について言えることは、二つしかない。
第一に未来は分からない、
第二に未来は現在とは違う」
「すでに起こった未来は、
体系的に見つけることができる」
それは、
人口構造、知識、
他産業・他国・他市場、
産業構造、
組織内部という領域の変化か予測できると説いています。
例えば、
人口構造について
「人口の変化は、労働力、市場、社会、経済にとって最も基本となる動きである。
すでに起こった人口の変化は逆転しない。
しかも、その変化は早くその影響を現す」
1964年刊行「創造する経営者」では、
「余暇市場では、人は所有のためではなく、行動のために支出する。
余暇市場は、報われるところの大きな成長市場である」として
現在のコト消費を予見していました。
1970年代の著作「見えざる革命」では、
「世界で高齢化が進み、企業年金をはじめとする年金の影響力が今後、巨大化することで実質的には「年金受給者」が企業を所有する」
これも現在のことに近い予測をしています。
既に起こった未来から本当の未来を予測するという考え方。
確かに、歴史は繰り返すと言います。
これらの未来。。
今、起こっている出来事や事象を見ていると
AIが支配する世の中、近い将来に本当にやってくるのだと
思います。
そして、
アトムやドラえもんたちと一緒に暮らす生活が。。。