池上彰さんの「おとなの教養」って本、ご存知ですか?
この前、本屋に立ち寄った時、知っていることも、知らなかった事ももう一度おさらいをしようと思い買いました。

おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (7件) を見る
当たり前と思うことでもその本質を知っていないことは多んですよね。
この本は、私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
という疑問のもと、「宗教」、「宇宙」、「人類の旅路」、「人間と病気」、「経済学」、「歴史」「日本と日本人」という七つの項目に分けて話をしています。
ところどころで、池上彰さん特有の言い回しで、分かり易く解説してくれていて、難しい内容もスーッと入ってきます。
常に他者と行き交い、自分も世界も変化していくということ。
自分だけの見方、知識でモノを捉えては見誤る、何故そうなったのかを背景から調べていくという地道な作業が大事ということを感じました。
この本の中で、『教養』はすぐに役立つものではないけど、実は一生ものだと!言っています。まさにその通りだと感じますね。
歴史や経済学といった現代のリベラルアーツを体系的に学べて、最低限の知識として押さえておくべき情報として、とても役に立つ本です。
若い人から、シニアまで是非、読んでおいて損はない本です。
オススメです!