今日は、人は必ずなりたい自分に変われるという話です。
元マッキンゼー日本支社・社長の大前研一さんが、3つの方法で人は必ず変われるといっています。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目は付き合う人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだそうです。
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例えば1番目の時間配分ですが、例えばあなたが会社帰りに、毎日30分だけ会社近くの喫茶店に寄って勉強する習慣を導入したとすると!
これを継続したら、たぶんあなたは凄く成長できる。
もちろん数日単位では何も変化は起きないが、これが1ヶ月、1年と継続したら
そして一ヶ月なら10時間、1年なら120時間もの勉強時間を捻出できます。
120時間もの時間を読書に当てたら、100冊近くの本は読めるはずですね。
そして、2つ目の住む場所というのも非常に強い環境因子でしょう。
例えば、あなたが会社の近所の家に住めば、睡眠時間を今よりも遥かに増やす事ができ、きっと体調はすこぶる良くなるでしょう。
また、これの逆の事をして生活を改善する事もできますよ。
通勤電車の始発駅近所に住んで、毎日通勤電車の中で座って往復で2時間近く本を読むのだということをする。この習慣を導入しても、たっぷりと確保できた読書の時間の中で、成長することができる案ですね。
さいごの3番目の付き合う人を変えるも頷けます。
例えばあなたがもしモテたいのなら、非モテ連中と「なんで私達はモテないんだ」と傷を舐め合うよりも、モテまくってる人となんとかして友達になって、その習慣を自分の身体に叩き込んでしまうのが一番でしょう
人の能力値はその人の所属する組織の平均値とほぼ等しいのだというそうです。
もちろん中には仕事が凄く出来る人もいるし全然できない人もいるけども、全体を総じてみると結局のところ、全体の平均値と組織人の仕事能力はほぼ比例してしまうそうなのです。
確かに自分の仕事能力は所属する組織の平均とほぼ比例しているなと感じますね。
自分はそこまで物凄く自己研鑽をしているわけではないけども、何故か結果的に”組織の中の平均値”ぐらいには成長できているというのは、なるほどねーと思います。
その環境の影響力って、スゴイですね!
このように環境次第で人はこんなにも変われるという事です。
時間と場所と付き合う人を変えるだけで人は変われる。人が真の意味で自由に選べる場所は、そこしかないのということなのです。