今日の話題は、定年後の働き方についてです。
先日、定年を迎えた諸先輩方の会話した際に聞いた「サラリーマンの定年後のお仕事」についてまとめみました。
「人生100年時代」といわれますね。
「60歳で仕事は引退」という常識は消えつつある一方で、いまだ60歳以上の求人は少ないという現実もあるようです。
特に部長、本部長、役員などのポジションにいる人は、仮に社内での居場所がなくなったとしても、社外ならそれなりの処遇でそこそこの仕事があると思われるかもしれないが、実際には、そのようなポストでの求人に巡り合うことは本当に難しいと諸先輩たちは口を揃えて言われます。
退職した会社にも残れず、自分のキャリアを活かせる再就職もできない。。。
このような八方塞がりに陥らないためは、「定年前後」の過ごし方がカギを握っているという話を聞きました。
では、どうすればいいのか
最も賢明な再就職先の見つけ方は、第1に、できるだけ早いうちから情報収集を始めることである。第2に、見つかるまで淡々と探し続けることである。第3に、これを日々の日課、いわば新しい習慣にしてしまうことだそうです。
「焦らず「会社探しが趣味だ」というくらいの軽い気持ちで、気長に取り組むほうがよくて、そのほうが楽しめるし、気も滅入らない。今まで知らなかった業界や仕事を知ることになるから、自らの見聞を広めることもできるだろう。そうしているうちに、働き先もきっと見つかるはずだ。」との事です。
理想をいえば、定年になる前に数社程度、再就職の可能性のある会社に当たりをつけておけば安心だと、運よく再就職先が見つかって、先方が早めに来てほしいという場合は、給料は下がるとしても思い切って飛び込んだほうがよい判断となると。
定年後の仕事は本人が自由に選べばいいですよね。
もし、それまでデスクワークや営業をしてきて、ほかにやってみたい仕事がないのであれば、慣れない仕事を一から始めるよりは昔の経験やスキルが使える仕事を選んだほうがいいということです。体力的にもそのほうが息長く続けることができますものね。
「人生100年時代」、どう生きようか、仕事についてどう考えるか、人それぞれですが早いうちからプランを練っておく方が得策ですね。