当ブログをご覧いただき有難う御座います。
takebです。
夏になれば相場が上向いて、昨年みたいな波がやってくると言っていた人が発言しなくなりました。。
何の話かと言いますと、「仮想通貨」のお話。
今年は大手が取引所を開設して、相場が一段と盛り上がると予測していた人が多くいましたね。実は私もその一人なのですが。。
色々と好材料はあるのですが市場に闘魂注入をするような事にはなっていない現状に!
驚きのニュースが!
日本の大手取引所であるテックビューロ社の「ZAIF(ザイフ)」がハッキングされたという事件です。
国内で唯一「仮想通貨の積立」ができたり、手数料が安かったり、珍しい銘柄も取り扱うなど、多くのユーザーが利用しています。
※私もその一人です。。
9月17日頃からビットコインとモナコインを入出金を停止しているとのアナウンスがあり、いつものようにサーバが安定していない感じの説明でした。
もともと「ZAIF」はサーバが超チープでよく落ちたりしていたのでまたか!
という感じだったのですが。。
9月20日の深夜2時15分に
正式にプレスリリースがありました。
「弊社における調査の結果、入出金用ホットウォレットの一部が外部からの不正アクセスによりハッキング被害を受け、弊社が管理する仮想通貨のうち一部が外部に不正流出されたことが判明しました。」
との内容はでした。
要は、ビットコイン、モナコイン、ビットコインキャッシュの3種類の仮想通貨が消えたということです。
金額にして、約67億円
内訳は、ZAIF資産 22億円相当、顧客資産 45億円相当
だそうです。
盗まれた。。。
前のコインチェックの時と同じだ!
金融庁が入ってあれだけ厳しく審査され、セキュリティ面を強化していたはずなのに、こうも簡単に流失してしまうって。。とても残念ですね。
この後、フィスコデジタルアセットグループがテックビューロ社の株式の過半数を取得する資本提携を実施しました。そして50億円を準備して、顧客の資産に直接的な被害が出ないように対応を行うと発表されてました。
経営陣も全員退任させるようですね。
そもそも、テックビューロ社は、コインチェックと違って金融庁に認可された仮想通貨交換事業者なのですよね。
金融庁の立ち入り検査もされた後で、このような事態を引き起こしてしまってると業務停止もありえるかもしれませんね。
今回の被害も顧客の資産は守られる方向で進んでいますが、仮想通貨市場には、大きなダメージです。
コインチェックの事件以来、相場が盛り上がらないのは、昨年末に参画した人たちが、市場から逃げ出しちゃったのですよね。
口座は開設したけど損をしたので、暫く仮想通貨から離れますという人、多く見ました。仮想通貨自体は、これからの金融社会で有用なモノであるので、また波が来れば市場も活況を迎える時が来ると思い価値が少なくなった通貨をガチホしている人が沢山居ます。
コインチェックに続いて、今回の不正流失は、イメージが悪すぎますね。
明らかに新規で参入してくる人が本当にいなくなります。その結果市場は冷え込んだままとなって、一向に相場は良くならないという状況が続きそうです。
投資に興味のない一般の人たちと仮想通貨の話題になると、失笑しながら「まだ仮想通貨をやっているのですか?あれは、ナイでしょう」と言われますね。
昨年の今頃、仮想通貨高騰の波に乗り遅れたらダメだという勢いで、盛り上がっていたのがウソのようです。。
もし保有している仮想通貨があれば、しばらく塩漬けのガチホで、2年後のオリンピック辺りまで放置して、仮想通貨市場そのものを静観しておくのが良さそうですね。