プレミアムフライデーってまだやってたの?
世耕弘成経済産業相は閣議後の記者会見で、月末金曜日の退社時間を早めて消費を喚起する「プレミアムフライデー(プレ金)」を始めてから1年が経過したことについて、「1年目にしては順調に進んでいる。粘り強く続けていきたい」と述べたそうです。
はっ?
って感じですよね。
そして、「認知度では過去のクールビズなどと比べても遜色ない」とも指摘。そしてもっと浸透させるために、中小企業や地域への広がりを今後の課題に挙げたようです。
完全に世間ズレしてますね。
過去に記事にしましたが
「プレミアムフライデーは既に死語でしょ
もう世間では、「プレミアムフライデー」は死語のような感じで、私も職場では誰も口にしませんね。ビジネス街の飲食店も当初は、「プレミアムフライデー」をアテこんで早く退社するサラリーマン向け、いろいろと仕掛けていましたが現状は、どの店も静かなものです。
そもそも月末の金曜日の15時に仕事を切り上げて帰れる職場は本当に限定されますよね。普通に考えれば分かることなのに。。。
現実離れした施策をここまで引っ張って、発言しているところに何か「大人の事情」があるのでしょうね・・と思ってしまいます。
実態に則した施策を!
残業を減らして、早く退社して、世の中の消費を喚起するという施策はよかったのですが、実態を知らぬまま推し進めただけになりました。働き方改革の根本を論議しないと何も変わりません。どこの会社も「働き方改革」の掛け声だけで実態が伴わない、笑えるような施策が横行しているようです・・・