今日も引き続き映画のご紹介です。
映画館で見ようと思っていて、なかなか予定がつかなくて見逃していた作品です。
監督は、あの名優「メル・ギブソン」なんですよね!
簡単にあらすじを紹介しますね。
ヴァージニア州の豊かな緑に囲まれた町で生まれ育ったデズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)は、兵士として戦場で心に傷を負い酒びたりの父親トムと、母バーサとのケンカが続く日々を見て育った。
月日は流れ、成長したデズモンドは、看護師のドロシー・シュッテ(テリーサ・パーマー)と恋におち、心躍る時を過ごしていた。
だが、第2次世界大戦が激化し、デズモンドの周囲の人間は次々と出征する。そんな中、子供時代の苦い経験から、「汝、殺すことなかれ」という教えを大切にしてきたデズモンドは、「衛生兵であれば自分も国に尽くすことができる」と陸軍に志願する。しかし、神の教えを重んじるデズモンドの前に次々と難題が降りかかり、彼は苦悩と葛藤を繰り返していく。(HPより引用)
感想
期待どおりの作品でした!
これはオススメです。是非ご覧になってください!
この作品は、実話なんですよね。
「デズモンド・ドス」、彼は銃を持つことを拒否し、軍の仲間や上官から責められ、軍法会議にかけられても自分の信念を曲げずに人を助けることを望みます、弾丸が飛び交う中で勇敢に兵士を助け続ける彼に、次第に仲間の兵士たちは感嘆の目を向け始めます。
戦争のシーンは結構グロい映像が流れて、そのようなシーンが苦手な人はちょっと厳しいかもしれませんが、ホント迫力満点です。
またそれぞれの兵士のキャラも上手く描かれていて、負傷しながらの表情や目の演技が素晴らしく良いです。
そして、終盤の激しい戦場で武器を持たずにたった1人で75人もの命を救う「デズモンド・ドス」の姿には本当にココロ打たれます。
※ちょっと気になったタイトルの「ハクソーリッジ」の意味は?
ハクソーとはのこぎりで、リッジとは崖の意味。150メートルの断崖絶壁の崖が、のこぎりのように険しくなっていたことから、最大の苦戦を強いられたアメリカ軍が、“ハクソー・リッジ”と呼んだそうです。
※エピローグでは、デズモンド・ドスや兄、ハル・ドス、ジャック・グローヴァー大尉などのインタビュー映像と当時戦場の様子が流れます。
デズモンドは、沖縄戦で75人の負傷兵を救い、1945年10月、良心的兵役拒否者として初めて勲章を大統領から授与されます。デズモンド・ドスは1991年に妻ドロシーが死ぬまで幸せな結婚生活を送り、2006年に87歳で亡くなったそうです。