コロナの影響で、みんながマスクを着用して生活しています。
これが普段の生活、当たり前のスタイルになっていますね。
そうなると、マスクをしているので、顔の表情がなくなってしまう。
表情筋の衰えを実感している人が多いと聞きます。
マスクで口元が見えないと相手の発した言葉もよく分からず、コミュニケーションがお互いに取りづらいですよね。
そもそもリモートワークで人としゃべる機会が減り、久しぶりに長時間おしゃべりしたら疲れたなんて声も届きます。
人間って都合よくできていて、使わないとその機能は衰えていくといいます。
それを保つために面倒なことをしたくないのも本心で、それは発音も同じなのです。
「いやだ」が「やだ」
「うまい」が「うまっ」
日本語から「い」が消えていっているんですよね。
「いやだ」が「やだ」とか、「うまい」が「うまっ」というふうに音が脱落したり、語尾が変化したりしています。
その上、マスクをした状態では、口の動きはマスクによって制限され、滑舌が悪くなり、相手が聞きづらくなってしまいます。
さらに、マスクがなかったとしても、これまで身近にも「やばい」が「やべー」や「やば」と変化したり、「難しい」が「ムズい」から「ムズッ」へと変わったりしている例があることに気がつきますよね。
マスクとの生活は、まだまだ終わりそうにありません。
対面でもオンラインでも、コミュニケーションを取るには、表情はもちろんですが、きちんとした発音も大切です。
面倒くさがらずに一語一語丁寧に話し、特にオンラインだと普段しゃべっているよりもスピードを8割くらいに落としてゆっくりしゃべると聞き取りやすく、印象もグッと変わると思いますよ。