年末のご挨拶
この時期は営業職の年末イベントとして、来年のカレンダーを持って、お得意先への年末挨拶廻りが定番ですね。
電車でも手提げ袋にカレンダーをたくさん詰め込んで、忙しくしているサラリーマンをよく見かけます。
でもひと昔に比べると、その光景もだんだんと少なくなってきました。
以前は、カレンダーと手帳は大小数種類を準備して、1日に数件訪問したものですが、ここ3、4年前から様子が変わってきましたね。
カレンダーを配らなくなりました。
いつの日からか、カレンダー配りは控え目になりました。
お客様の反応も
「カレンダー貰ってもね。。。」という感じ。
以前は部門毎に何本も準備して配っていましたが、今は1本だけ渡すだけで終了です。
手帳も渡しません。
そして手帳類は、ホント人気なくなりました。
昔は、得意先の社名が入った手帳を使っている人、たくさん居ましたが最近は見かけなくなりました。
大きい卓上で使うノートのようなスケジュール帳から、スーツのポケットに入れるサイズまで取り揃えて、お客様の好みに合わせて配ったのが懐かしいです。
いまはスマホアプリでスケジュール管理もできてしまうので、手帳に書き込む人も少なくなってます。
このような状況で印刷業界は、かなり痛手でしょうね。
年末のご挨拶もやめてしまう会社も
あるんですよね。ホント!
忙しい時期にぞろぞろ挨拶だけに来られてもという事で、ご挨拶をお断りされる企業もあります。特に外資系に多いですかね。
確かに、お互い時間を有効活用しましょうと、ムダ、非効率といえばそのとおりなのですが、ちょっと寂しい気がします。
まとめ
何もかもムダ、ムリを省き効率化が進むのは理解できますが、昔ながらの人との繋がりや、わざわざ対面する意味はとても重要で、コミュニケーションの基本だと思うのですけどね。