どこの会社も4月1日付の人事異動が、発表されて昇格する人、地方に単身赴任で移動する人、経験のない部門に配属される人と悲喜こもごもだと思います。
過去にも書きましたが、赴任先での第一声は、部門などの朝礼での着任の挨拶ですね。
これをスベると後々の仕事にも影響する恐れがあるので、しっかりと押さえましょう。
赴任時の挨拶について
新たな部署に赴任した日の朝礼で、みんなの前でひとこと挨拶をと振られるケースが一般的だと思います。会社の規模にもよりますが、数名から数十名の前でスピーチすることになります。
長くもなく印象に残る挨拶をしたいですね。
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無難な挨拶は誰も聞いていない、覚えていない!
私自身、挨拶する側も聞く側も何度も経験がありますが、基本的に普通の挨拶をしても全然印象に残っていないですね。
ちょっこと経歴を話して、「新しい部署では分からないことが多いと思いますので、早く仕事にも環境にも慣れて頑張ります」というくだりで、挨拶を終えるのが一般的ですね。約8割の人がこのパターンです。
無難といえば無難ですが、この挨拶だと、まず名前もろくに覚えてもらえないですね。
印象に残る赴任先での挨拶は!
「仕事になれて早く活躍できるようにします」という仕事への意気込みコメントよりも、
とにかく自分の名前を伝えるのが1番いいと思います。
名前を覚えてもらうには、名前にまつわるエピソードを盛り込んで挨拶をするのがポイント!
例えば、苗字や名付けの由来など、有名人の苗字や名前が一緒ならその辺のエピソードを交えるとか、とにかく新しい職場で、名前を印象付けるのが1番効果があると思います。
あとあとでも「赴任の挨拶で名前覚えました」と必ず反応があると思います。
ギャグは厳禁!
あと、くれぐれもウケを狙おうと、ギャグやダジャレは厳禁です。必ずと言っていいほどスベリます。何故かというと、まだその職場や部署の笑いのツボがどこか掴めないからです。その環境に合わないダジャレを言うと大怪我をする可能性が高いので注意しましょう。
特に笑いに厳しい関西で、東京の人が異動の挨拶でさらっとギャグを放つと本当に大事故になりかねないですので、ご注意を!
なんでも第一印象が肝心です。
4月に異動して赴任先で、印象に残る挨拶をしてバッチリきめましょう!