まだまだ続きますね。花粉症の季節。
今年は例年の数倍といいますから、今年から花粉症デビューしたという方も周りにはいますね。
スギ花粉の飛散が各地でピークを迎え、東京都内ではヒノキ花粉の飛散も始まったようで、これからピークを迎えることになります。
そんな中、この花粉症に独自の取り組みをはじめた企業がいるとニュースで伝えれていました。
企業のメンタルヘルス関連事業を展開する「ラフール」という会社です。
こちらの会社では、会社の福利厚生の一環として、「花粉症手当」を導入しているのです。
自分が花粉症ですと申請すると、花粉症用のスプレーや専用マスク、目薬といった花粉症対策グッズが支給されるとの事です。
さすが、メンタルヘルス関連事業を展開されている企業だけあって、目の付け所がいいですね。しかも花粉症対策グッズの支給だけでなく、通院でかかった費用も会社が全額負担してくれるそうです。
実は、この会社の社長自身が花粉症で悩んでいたとの事で、通院で症状が軽減された経験を持っていたとの事です。
花粉症手当を制度化した理由は、「早い段階で会社が全部負担してあげるからということで、病院に行くことで、より適切な薬を処方してもらうことで、症状が改善すれば、仕事の効率も上がる」との事で、生産性低下を防ぐために導入した制度だという事です。こちらの会社では、アレルギー性鼻炎が原因で、仕事の生産性が5.4%下がるとの試算して、導入を決定されたとコメントされています。
確かに、花粉症で集中力が落ちて、仕事の能率が低下するの感じは、花粉症の人はみんな経験されているのでよく分かると思います。
これも健康経営から見た「働き方改革」のひとつとして、今後、他の企業にも広がれば良いですね。
うちの会社の総務にも提案してみようかな。。。