明日は、「ひな祭り」ですね。
女の子の居るお家は、ひな人形の前でお歌を唄って、ひなケーキや、ひし餅を食べてお祝いですね。
我が家も娘が小さい時は、ワイワイと家族で7段飾りのひな人形を飾りました。
そこでいつも悩んだのが、お内裏様とお雛様の配置です。
向かって右がお内裏様、向かって左がお雛様と、これは固定だと思い飾っていたのですが、ある日、知り合いのお宅にお邪魔した時に見かけたひな人形が、まったくの逆で、右がお雛様、左がお内裏様だったのですよね。。
娘がそれに気づいて、「うちと並びが違うよ!」と。。。
あれ?これ間違っていたかな。。
で、調べてみると!
昔の習わしとして「天子南面」の言葉に合わせて、偉い人は南に向いて座り、その時に日の出の方角である東側、つまり左手側が上座とされ、お内裏様は左側ということです。これが古くからの本来の並び位置だそうです。
しかし、昭和初期ごろから東京を中心に逆の配置するようになり、そして、お内裏様を右に飾るようになった決定的な出来事が、昭和天皇が即位された時のようです。
国際儀礼では、右側が上位であることから、昭和天皇即位の礼では、天皇陛下が右側に、皇后様が左側に並ばれました。
この頃から特に関東地方のひな人形業界では、右にお内裏様、左にお雛様という配置にするようになったとのことです。
関東と関西の違い
伝統を重視する京都を中心に関西では、従来通りお内裏様を左、お雛様を右に飾るケースが多いようです。その結果、
関西では男雛を左に!関東では男雛を右に!
飾るケースが一般的と言われております。
まとめ
結果的にはどちらも正解ということなので、問題ないという事が分かりました。
そのお邪魔したお宅は、東京出身の方でした。それでナゾが解けました。
ここでも関東と関西に違いがあるのですね!