今日の健康の話題を少し書きますね。
「できるビジネスマン」は健康についても知識が深く、身体のことをよく理解して、運動や食生活にとても意識していますね。
先日もある「できるビジネスマン」と会話していた際の情報です。
重要な仕事を抱え、午後からの自分に喝を入れるため、ランチは丼ものでエネルギーをたっぷり摂ったのに、眠気やだるさに襲われ全然集中できない状態が続き、その後ようやく頭がはっきりしてきたと思ったら、今度はイライラして落ち着かず、早くもアフター5のビールが恋しい…
「仕事に集中できなくて、眠気やだるさが続く。。。」
このようなパターン、誰もが経験ありますよね。
眠気やだるさは、昼食に糖質をたっぷり摂って急上昇した血糖値が、その反動で急激に降下し、低血糖状態に陥ったために起こっているのだそうです。
体が糖質を一気に吸収すると、一時的に元気になりますが、血糖値の上昇をキャッチした体はすぐに、インスリンを放出して血糖値を下げようとします。
急激に上がった血糖値は急激に下がっていくために、眠気やだるさが出るのです。
ここで、目を覚まそうと甘い缶コーヒーや清涼飲料水などを
飲むと逆効果となります。
それは、 砂糖水は消化に時間がかからないのであっという間に胃で吸収され、血糖値はとんでもなく上昇するからだそうです。
すると脳では『報酬系』といわれるドーパミンが分泌され、非常に幸せな気分になりますが、その後にまた血糖値の急降下に襲われ、イライラするのでまた糖質が欲しくなります。 糖を食べてハイになり、糖がなくなると気分が落ち着かず、集中力が欠けます。
急激に血糖値を上げないように、タンパク質と一緒に食べるとか、こまめにゆっくり食べるとかが工夫が大事だそうです。
血糖値を意識して食事を摂っている人は少ないと思いますが、その方いわく「常にベストコンディションで仕事に取り組むには健康を意識するのは当たり前の事」だと力説していました。
何も気にせず、好きなものを口にする一般サラリーマンには耳の痛い話ですが、情報として知っておきましょう。
