年明けの一週目、日本のサラリーマンは年始挨拶のスケジュールでいっぱいですね。
正月ボケのアタマを整理しつつ、ペースを少しづつ戻している状況といったところでしょうか。
年始挨拶のネタにとネットを巡回していると、こんな情報を見つけました。
国際決済銀行(BIS)が、仮想通貨の見解を示している記事です。
仮想通貨を日々の決済に使うと、とんでもない量の電力が必要になるとの事です。
国際決済銀行(BIS)によれば、
ビットコインの“採掘”に使われる電力だけで、
すでにスイスの年間電力消費量に並ぶ。
米モルガン・スタンレーによれば、
1ビットコインを作り出すのにかかるコストは
8,600ドルだそうです!
つまり、現在の相場では採掘するたびに、
約2,500ドルも損が出る計算になります。
仮想通貨は利用時にも大量の電力を消費するため、
深刻な環境問題につながると、国際決済銀行(BIS)は警告しています。
コンピュータの処理能力もネックとなります。
仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる技術によって成り立っており、過去に行った全取引を電子的な台帳に記録していかなければなりません。
現在、ブロックチェーンの
データサイズはビットコインで
180ギガバイト。
米国の小売りがすべて仮想通貨で
行われるようになったら、あっという間に
スーパーコンピュータでなければ処理が追いつかなくなり、
急増するデータの重みでインターネットも遠からずパンクするといわれています。
今のところ仮想通貨による決済は限定的にしか行われていませんが、
それでも1回の処理に平均で78分もかかります、
クレジットカードなら一瞬なのですよね。
ちょうど昨年の今頃は仮想通貨元年といわれて、異常な高騰で市場は大賑わいでした。その後の惨憺たる状況は皆さんご承知のとおりなので、言及はしませんが。。
このブログでも仮想通貨のことはよく記事にしましたが、あれだけ持てはやされた「仮想通貨」がこの一年でここまで悪評高いモノになるとは想像もしなかったですね。ブロックチェーン技術の有効性は実証されているのですが、それがどう活かされるかが今後重要なポイントでしょうね。
そもそも仮想通貨が投機目的にすり替わってしまったところから、どこかおかしくなってしまったのです。
といっても現状仮想通貨を保有しているなら、当面は忘れて放置しておくのが懸命だと思います。
東京オリンピック開催を境に、相場自体に動きがあると信じて長期ガチホで待ちましょう。
私もその1人です!