takebのリッチマンブログ

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投資信託は約4割の顧客が運用損益がマイナスだという事実!

先日、金融庁がある分析結果を公表していました。

投資信託を購入した顧客の利益内容です!

 

内容によると、36の金融機関で単純平均で4割の顧客の運用損益がマイナスだったとの事です。

含み益が9割を超える顧客がいる金融機関もあったり、含み益が3割程度にとどまる金融機関もあり、格差が浮き彫りになってます。

 

含み益のある顧客の割合はトップのコモンズ投信が98%で、ひふみ投信などを運用するレオス・キャピタルワークスが91%、セゾン投信が85%と続いてます。

上位3社は大手金融機関系列に属さない独立系で、毎月決まった額の投信を買ってもらう積み立て投資に注力する共通点がありますね。

 

一方、あおぞら銀行や三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券は含み益のある顧客の割合が4割を割り込んでます。

 

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含み益の多いのは顧客を持っているのが、店舗を持たないネットを活用した独立系投信です。その反対に損益マイナスの顧客が多いのはメガバンクや大手証券会社です。

 

これは何を示しているかといいますと!

 

メガバンクや大手証券会社は、対面販売でお勧め銘柄を推してきます。少し値上がりすると売却を勧めて、次の投信を買わせます。全てそうだと言いませんが、要は顧客のためでなく、会社の儲けのため、自分の成績のために、手数料を短期で稼ごうとする手法で営業してきます。

一方、ネットを活用した独立系は営業マンがいませんので、顧客がしっかりと研究して、自らが商品を選んで投資しているのです。

現に金融庁の調べでは、顧客の投信保有の平均期間が長いほど、運用損益がプラスの顧客が多い傾向だっとようです。

 

メガバンクや証券会社の営業マンの勧めに安易に乗るのでなく、自分自身でよく研究して投資をするべきなのです。

 

といっても日本人はお金の教育を本当にされていないので、投資に関することは全くの素人が多いですね。私も同じく大人になってからお金の知識が本当に足りていないこと痛感しています。

 

小中高の教育プログラムにお金の教科を増やして、早急に対応すべきと私は思うのですが。。

何故、対策を打たないのかなぁ。。