米国の中間選挙が終わり、トランプさんの奮闘ぶりは圧巻ですね。
テレビで演説している姿をちょっと拝見しましたが、自信に満ち溢れて年齢を感じさせない力強い演説です。
よく聞くと不法移民を「動物」と呼んだり、民主党を「犯罪の党」と言ったり、毒づいている内容も多々あるのですが、不思議と嫌なイメージを感じさせない、愛嬌があるんですよね。多分、好みは分かれると思いますが。。
トランプさんのことを何を考えているか分からないという人が多いのですが、彼の若い時の発言を聞けば、彼こそ持っている考えを変えていないことがよく分かるといいます。
「何を考えているかが分からない」という人には彼の柔軟性、つまり「考えは変わらないが、解決方法について思い付きで柔軟に変える」ことに対してのイメージがそう感じさせているのだと思います。
トランプさんは、政治家でなく経営者なんですよね。
大胆に目標設定を行うが、行き詰まりを感じたらやり方を180度変えてみる柔軟性も持っているのです。
優れた経営者はそれほどマーケティングデータを見ないと聞きます。
調査会社のデータを見ながら経営すれば競争に勝てるほど、ビジネスは甘くないと、現場感覚はなによりも大事だという事をある経営者から聞いたことがあります。
トランプさんは現場での感覚を大事するタイプなのでしょう。
自分が売り込むターゲット顧客(選挙民)を明確にし、彼らと現場で接触します。そして皆んなに好かれるような八方美人はしないのです。
これこそ優れた経営者のやり方ですね。
信念を持ち、市場に順応し、欠点と愛嬌を同時に持ち合わせるトランプ氏は
今の米国に相応しい大統領だと私は思います。
日本もトランプさんのようなリーダーが現れないかなぁ。。
これからに期待したいですね!