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takebです。
今日の話題は、今の色んな場面で活用されています「ドローン」のお話です。
最近、テレビの中継を観ていると遠くの方から俯瞰で撮影されるシーンをよく見かけるようになりました。以前はヘリコプターを出動させ大掛かりな準備が必要でしたが「ドローン」の活用で手軽にダイナミックな撮影が行えるようになったのが要因だそうです。「ドローン」の活用用途はホント多種多様に広がりました。
ちょっと気になる情報を得たので、ご紹介しますね。
「Dove」という平和の象徴である「ハト」の名を冠した「ドローン」が中国で稼働しているとの事です。
この「ドローン」はその名の通りハトの形状をしています。通常のドローンといえば、幾つかのプロペラを回転させてハチの羽音のような音を発しながら自律飛行するのが定番ですが、この「ドローン」はまさにハトと同様、2枚の羽をパタパタとさせて飛行するそうです。
しかも2000回もの飛行テストを繰り返し、ホンモノのハトの動きを90%再現することに成功しているのだといいます。外見とその動作がリアルなので、空を舞う姿は遠目には普通のハトと変わらないようです。
牧場の羊の上空を飛行実験したときには、羊は「ドローン」と気付かなかったようで、普通のハトに対するのと同じようなリアクションをしていたそうです。
「ドローン」の重量は200gで、両翼を広げたサイズは約50cm、最高速度40km/hで最長30分の飛行が可能。そして高解像度のカメラ、GPSを搭載して衛星との通信もできるという優れものだそうです。
で、その「ハト」という名を命名された「ドローン」ですが、活用用途はといいますと!
「監視」のためだそうです。
牧場の家畜を見守ったり、災害救助のような人道的な目的の監視に使われたりする以外は、軍や警察、治安当局が国民の監視に活用する予定との事です。
その「ドローン」の開発を進めてきたのは、西安市にある研究チームの一人は、中国のステルス戦闘機「J-20」の開発にも関わった人物で、航空工学の専門家だそうです。ここまで来ると察しがつくと思いますが、軍が進める監視システムの1つのツールのようです。もっとも、中国では既に顔認識システムやスマートグラスといった数多くの監視システムが整っているので、今回の「ドローン」もラインナップに加わったというところでしょうか。
各国の軍事目的に使われる最新テクノロジーは、想像以上に進化しているようですね。
ふと空を見上げて「ハト」が飛んでいるなぁーと思ってもそれは、「鳥型ドローン」で我々の生活や行動パターンを密かに監視されているかも知れませんよ。。。
色んなことが、ガラス張りのように透けて見えていて。。
怖い時代になりましたね。。