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takebです。
先日、AI(人工知能)についてのセミナーに参加して少しお勉強してきましたので、その内容を簡単にご紹介します。
みなさん、
シンギュラリティ(技術的特異点)っていうコトバご存知ですか?
人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念のコトです。
コンピューターの進化はめざましく、すでに神経の働きをシミュレーションしたニューロコンピューターにより、脳内の神経細胞の働きは一部が再現可能となっているそうです。
そして、20年以内にはコンピューター内のニューロンの数は人間の脳の数を超えることができ、コンピューターが意識を持つことが可能になると言われています。
AI(人工知能)の世界では有名な、2045年問題というのがあります。私は知らなかったのですが、2045年問題とは!
人工知能がどんどん進化し、少なくとも2045年には人類が予測できない域に達するという仮説を指します。つまり、永続的に人工知能が進化することは、人工知能が自らを改良し、人工知能が人工知能を生み出すことを可能とし、事実上、人工知能の開発が人類最後の発明となることを意味しているのだそうです。
完全にSF映画の世界ですが、怖くないですか。。
人間が生み出したテクノロジーが、人類の知能を通り越して、人を支配するかもしれないって事なんですよね。
ターミネーターの世界が本当に起こりうるという事です。
現時点では2045年問題が現実化するかどうかは不明ですが、シンギュラリティ(技術特異点)はいずれ起こり得る事態と考えられます。
人工知能が人間の脳を超えると、人間の生活環境は大きく変わり、これまで人間でしかできなかった多くのことが機械によって代替されると予想されています。
実は、人工知能研究の歴史は結構古くからされており、1950年代後半に第一次人工知能ブームがあり、1980~90年代には第二次人工知能ブームが起きています。
90年代後半には、コンピュータの性能が飛躍的に向上し、チェスの世界チャンピオンを破ったと話題となりました。そういえば記憶にありますね。
2010年から人工知能を用いたビッグデータの蓄積やディープラーニング(深層心理)によるビジネスへの活用が始まり、第三次人工知能ブームが起きると同時に、シンギュラリティ(技術的特異点)の可能性や脅威が議論されるようになりました。
今後は、人工知能を人間の代替労働力として、医療、金融、情報通信、さらには軍事にも適用されていく事でしょう。活用次第で人類いや、地球滅亡の危機もはらんでいるのです。
そうなんです!
恐れる事ばかりでなく、本来、AI(人工知能)は人類の発展のために生み出された技術なので、我々人類がしっかりと制御し役立てていくことをすれば良いのです。そのために人間の知性を超える人工知能をいかに制御し、人類の発展のためにどう役立てるかという議論を真面目に取り組むべきなんでしょうね。
と。。今日は少し堅いお話でした。