西城秀樹さんが星になりました。
「ワイルドな17歳」というキャッチフレーズでデビューされて、郷ひろみと野口五郎とともに「新御三家」とよばれて昭和を代表する歌手でした。
ハスキーな声で、絶唱型と呼ばれた歌唱スタイルと、マイクスタンドを活用した迫力のあるステージは、当時すごくインパクトありましたね。
「ちぎれた愛」、「激しい恋」「傷だらけのローラ」などなどヒット曲はみんな口ずさめますね。
代表曲といえば「ヤングマン」です!
特に当時の人気歌番組「ザ・ベストテン」での9999点の最高得点は、今でもよく語られます。
最近は2度の脳梗塞に倒れ、病と戦いながら今でもステージに立ち、生涯現役で歌い続けていた姿が印象的でした。
病を患ってからのインタビューで「終止符を打つまでは人生を楽しみたい。自分だけでなく、周囲のみんなを楽しませたい。『一生懸命』という言葉はあまり好きじゃなかったけど、一生懸命に今できることをやっていきたい。病気のおかげで多くのことに気付くことができたから。人に希望を与えていく歌い手になりたい」と話していたそうです。
正にそのとおりに最後まで人に希望を与え続ける歌手でした。
昭和を代表する歌手がまた1人、星になりました。
ご冥福をお祈りします。