ネットニュースでこんな記事を見かけました。
サラリーマンのランチ事情は厳しくて、約25年で昼食代は2割減で、昼食時間も約5分縮まったという話です。
サラリーマンが行き交うJR新橋駅前のビルにある立ち食いそば屋では、バブルの頃は天ぷらを2つ、3つ入れるお客さんが多かったとか、千円札をポンっと置いてお釣りの小銭を確認しない人も少なくなかったと、店主は当時を語っています。
世の中は景気が上向いていて、企業は好調で業績を伸ばしていますが、会社は経営が厳しくなった時に備えて、内部留保に精を出しています。
働く社員には、還元されない状況がここ数年続いています。
そのような背景なので、世のサラリーマンの最近の昼食代平均は、590円だそうです。
一方、丸の内に目を向けると、おしゃれなカフェやレストランで、1500円〜2000円のランチを楽しく食しているOLさんたちが居るのも事実です。
そしてランチタイムを少し過ぎる頃には、裕福そうなマダム数名が入店してきて、優雅にランチやアフタヌーンティーを楽しむ姿があります。
これも現実です。
汗水たらして働いて儲けたお金は、どこにどう流れているのか?
どこに留まっているのか?
都会の一場面を色んな場所で、切り取ってみると、
それぞれ見えてくるものが異なる不思議な都市「東京」です。