今日は靴のお話
みなさん、靴にどれくらいお金をかけますか?
よく人の目に触れる時計や鞄には、それなりに気を使い良いモノを身に付けますが、靴に対しては優先順位が低いように思います。
データによると、サラリーマンが身なりに気をつける順位は、スーツや時計が上位で、靴については消耗品として割り切っているような声が多いようです。
足元見られています!
反対に、女性から見た「男性の服装の中でおしゃれかどうか見極めるポイント」のベスト5は以下のようです。
※マイナビウーマンというサイトの結果です。
異性のファッションで、一番おしゃれを見極めるポイントはどこ?「1位 靴」|「マイナビウーマン」
●第1位 靴
●第2位 シャツ
●第3位 ジャケット
●第4位 時計
●第5位 かばん
まったく逆の結果なんですよね。
オシャレは足元から!
人の価値や値踏みは、靴を見ればわかるとよく言われますが、実態はそんなに靴に気を配っていないんですよね。
実は「靴」って1番扱いやすくて、印象付けるファッションアイテムなのです。
スーツには流行が存在しますが、クラシックな靴のデザインは不変で流行もありませせん。しかも体型が変わり体重が増えても足のサイズはほぼ変わりません。
そしてしっかりとメンテナンスをすれば、上質な靴は20年以上も履くこともできるのです。
自分の価値をよく見せるには、靴にお金をかけましょう。
ある雑誌で、コストパフォーマンスの高い洋服の組合せ特集をしていました。ユニクロやGUのアイテムでカッコよく着こなす術を紹介していましたが、そこでスタイリストさんは、靴だけは最低でも2万円以上もするものを選んで欲しいとコメントされていました。靴の素材の関係性もあるのですが、靴だけはどうしても安価なものは誤魔化しようがないと説明していました。靴はほぼ例外なく値段に正比例するのだそうです。値段の高い靴は上質な靴といえるのです。
スーツと靴の予算配分、日本と欧州のサラリーマンの感覚は!
予算5万円でスーツと靴をそれぞれ購入するとしたら、日本人はスーツに4万円、靴に1万円というのが一般的です。しかし、身だしなみにうるさい欧州の人々は、スーツに1万円、靴に4万円と考えるそうです。このように、欧州と日本では靴に対する考え方が根本的に異なります。
欧州のサラリーマンは足元こそが身だしなみに大きな印象を与え、全体を引き締める一番大事なポイントと思っており、上質な靴こそが最重要事項であって、スーツはそれほど高価である必要はないとの考え方が根底にあります。数年でダメになるスーツよりも一生履くことができる靴に投資する方が、はるかにコストパフォーマンスが高いということを知っているからだそうです。
まとめ
自分が思っている以上に、足元に気を使うことで相手に対する印象が大きく違ってくるという事です。私も以前は、靴は消耗品で履き潰せばいいという感覚で靴を買ってましたが、ある時期から靴に対する考え方をガラリと変えました。そして、いい靴に出会って手入れをすることで靴への愛着も増しますよ。
人と接する機会の多いビジネスマンこそ、靴に投資することをオススメします。
相手に対する礼儀として、そして自分の価値を上げることにも繋がります!