かんざしのお話し
先日、海外の方とお話しする機会があり、「かんざし」について聞かれました。
日本人なのに、「かんざし」ってよく知らないんですよね。
その方は、海外にはない日本のよい文化ですよと、代わりに教えてもらいました。
「かんざし」が海外の人に、密かなブームらしいです。
かんざしの歴史
「かんざし」の事、色々と調べてみると!
紀元前のはるか昔から愛用されていたとの事で、縄文時代の出土品に木製の「かんざし」が発見されているのです。
髪飾りとしての用途はもちろんのこと、当時は魔除けの道具としても用いられていました。
というのも、古代日本では先の尖った一本の棒に呪力が宿るとされていたのです。不思議な力を持つ「かんざし」を身につけることで、悪いものから身を守ろうとしたのですね。
そして、「かんざし」が髪をまとめるだけでなくおしゃれの道具として流行したのは、江戸時代の中頃だそうです。戦乱の世がおわり平和がおとずれると、人々はみんなおしゃれを始めます。女性たちの間でのかんざしが流行し、デザインや素材にこだわった、たくさんの「かんざし」が誕生したそうです。
江戸中期に大ブームを巻き起こした「かんざし」ですが、明治時代の急速な西洋化、そして続く戦時下の質素な暮らしが背景に、時代に合わなくなったかんざしの人気は、衰退していきました。
かんざしが海外の女子に密かなブーム
それが近年、かんざしの価値が見直され始めているようです。
たった一本で髪をまとめられ、しかも綺麗で日本らしく、手軽でカワイイという機能性が日本を訪れた海外の女子が注目しているとの事です。
日本観光のお土産に、たくさん買って帰られる海外旅行者がいるようです。
まとめ
この話を聞いて、早速、海外向けの「かんざし」ECサイトを立ち上げる事を実行してみようと考えました。
サイトは、英語、フランス語、イタリア語対応として、お客様が好きなデザインをオーダーメイドできる「かんざし」を展開したいなぁと思います。
提携していただける業者さんをいくつか選定し、交渉してみますね。
企画が仕上がりましたら、ココでもご紹介しますね。