ビットコイン、先月末からどんどん高騰していますね。
年内100万円超えも射程圏内となってきました。
今月には、また分裂の計画もあり、仮想通貨市場への投機熱がますます高まっています。相場上昇を狙う個人投資家の買いが続いているうえに、資金力と技術力を有する大手ネット企業がマイニング(採掘)事業に相次いで参入したことも起因しているのでしょう。
マイニングとはコンピューターで計算処理(暗号解析)をすることにより、仮想通貨を掘り起こすことで、このマイニング市場は今のところ中国勢の独壇場です。
ビットコイン「採掘・仕組み」についての基礎知識?ビットコインFAQその4 ビットコインの基礎知識
- 作者: 大石哲之
- 出版社/メーカー: tyk publishing
- 発売日: 2014/03/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
中国勢によるマイニングの割合は、全世界の約5割を超えるとの事で、中でも、最大手のビットメイングループはその存在感は高く、主導的な役割を果たしているようです。
そのような市場の中に、日本は、「DMM.com」や「GMOインターネット」、「SBIホールディングス」といった国内のネット関連企業が、このマイニング事業に注力すると発表されています。
SBIは8月に「SBIクリプト」を設立し、ビットコインから分裂して誕生したビットコンキャッシュのマイニングを既に始めています。
DMMは、自前のシステムを一から作るのではなく、他社製の機器を調達して17年内には「DMM POOL」を公開する予定だそうです。
18年度中には世界のマイニングプールにおける「トップ10入り」を狙うとの計画だそうです。
株や、金、FXなどの従来の金融投資とは、ちょっと違った「マイニング」事業にも目を向けて、今後の仮想通貨の値動きを予測するのも、重要ですね。