朝日新聞社の採用チームのツイッターが「リクルートスーツで来なくていいですよ」と共同宣言しませんか?と各社の採用担当者に呼びかける呟きをして、実際にFacebook上でリクルートスーツで来なくても良いとする宣言を掲載したというニュースが出ていました。
同社採用Twitterは「採用担当者は受験者の個性を見たいわけで、服装もひとつの自己表現」と、リクルートスーツ以外の服装で面接する有効性を説明しています。
このツイートは一瞬にして5000リツイートされ、SNS上での反応は賛否両論のようです。賛成意見は完全に「禁止にしてほしい」とか、「1日何社も受けるのでスーツと私服の両方を持ち歩くのは困る」、「服装で優秀な人間を判定できない」といった意見があったようです。
これって、就活生にはかえって混乱させますよね。
確かに個性のないみんな一緒のリクルートスーツでは、企業側が受験生の個性を見分けれないのは理解できますが、意見にあったように服装だけで判断されるのは、就活生からすると困りますよね。
朝日新聞の担当者に取材をした内容がありますが、結局はリクルートスーツを着ても着なくても良いという内容で、今回の意図がまったく分かりませんね。
「就活生の負担を軽減したい」とありますが、本当にそのように思っての宣言かと疑ってしまいます。
本来なら面接でしっかりと就活生の個性を見て、自社にふさわしい人材かを判断する場なのに、その見抜く作業を楽しようとしてはないか?と思ってしまいます。
リクルートスーツでなく普段着だと、その人の個性が出やすいのは確かですからね。
このニュース色んな意見があると思いますが、就活生からすれば、就活は社会人として踏み出す大事なイベントです。
服装からのイメージでなく、しっかりと就活生の個性や本質を見て評価して欲しいですよね。